「動画編集って副業として人気あるけど、実際稼げるの?」
「初期費用はどのくらいかかるの?」
「ちゃんと仕事はあるの?」
副業として動画編集をはじめた頃、私もこのような悩みを抱えていました。
この記事では副業で動画編集をした経験のある私が
- 動画編集は稼げるのか
- 仕事内容
- 3つのメリット、デメリット
- おすすめの動画編集ソフト
- 動画編集で稼ぐのに必要なスキル
これらの要素を解説します。
ぜひ最後までお読みください!
そもそも動画編集は稼げる?
動画編集で稼ぐことは可能です。
たとえば5,000円の案件を月に10本こなせば月5万稼げます。この額の案件は1~2ヶ月の学習で取れる可能性が十分あります。
YouTube広告でよくある漫画動画の編集など、5,000円以上の案件は単価が低めで有名なクラウドソーシングでもたびたびあります。
動画編集で稼ぐことは誰でもできますが、簡単ではありません。
稼ぐためには下積みが必要で、根気が必要です。
ですが根気や下積みはほぼ全ての副業で求められるのでがんばりましょう!
動画編集の仕事内容
副業として動画編集をおこなう場合、仕事内容はYouTube用の動画を編集するケースが大半です。
具体的な内容としては
- 不要な部分のカット
- テロップの挿入
- BGM、効果音、画像の挿入
- 全体の音量バランスの調整
これらのスキルはほとんどの案件で求められると言っても過言ではありません。
実際、ヒカキンさんをはじめとしたYouTubeトップクラスのチャンネルはほぼ確実にこの4点の編集が最低限されています。
また、動画の編集だけではなく、サムネイル作成を一緒にお願いされることもよくあります。
動画編集の3つのメリット
動画編集の大きなメリットを3つ解説します。
この3つ全てがある副業はなかなか無いので、もし魅力を感じたらぜひ動画編集をはじめてみてください!
在宅で働ける
動画編集の仕事はパソコンがあれば完結するため、外に出ることなく在宅で働くことが可能です。
取材、撮影なども基本ないため編集作業以外の手間がかからないのもメリットです。
実際私はYouTubeの動画を流しながら作業していました。
即金性がある
動画編集は2週間~1ヶ月学べば仕事に必要なスキルを身につけることができます。
もちろん教本やオンライン講座などを利用した方がより深く確実に学べますが、無料でもYouTubeを利用すればある程度の勉強は可能です。
実際に私は100円の案件を無料学習の知識のみでこなした経験があります。
うまくいけば2ヶ月ほどで月3万程度の利益を出すことは十分可能です。
需要が多い
動画編集の案件はクラウドソーシングサイトで探すのが主流です。
最も動画編集の案件が多い「クラウドワークス」では、2021年7月現在も500件以上の動画編集案件があります。
私は2020年9月から動画編集をしておりますが、ほぼ毎月これだけの案件があり、需要がある状態が続いています。
動画編集の3つのデメリット
メリットがある一方、デメリットももちろんあります。
あらかじめデメリットを把握しておかないと後でパニックになるので気をつけましょう!
初期費用がかかる
動画編集の副業にはパソコンと編集ソフトが必須です。
パソコンは他の副業に比べると少し高いスペックのものが求められます。
アニメーション作成ソフトなど他のAdobeソフトも問題なく使えるPCだと安くても10万円以上します。
編集ソフトも副業で最も使われているPremiere Proは月額2,480円します(実際にはサムネイル作成などのソフトが必要になるため月額5,680円かけてCreative Cloudを購入することが推奨されます)。
とりあえずパソコンがあればOKなWebライターやプログラミングと比べれば金銭的負担は大きいです。
仕事を取るのが大変
動画編集の仕事を取るのに必要なものは
- スキルを証明できるポートフォリオ(自分で編集した動画)
- これまでに動画編集の仕事をこなした実績
この2つです。
最初は実績がないので本当に仕事を取るのが大変です。割に合わない仕事を取ることすらままなりません。
私も初めて営業したときには「小さな仕事ならポンポン取れるだろう」と考えていましたが、現実は全然うまくいきませんでした。
応募しても選ばれないのが当たり前なので、泥臭く仕事の応募をして少しでも確率を上げましょう。
すぐにたくさん稼ぐことはほぼ不可能
最初は実績がないので高額な報酬は期待できず、編集ソフトの扱いも慣れるまでは大変なので、仕事を取れても時給換算100円くらいがザラです。
私は最初100円の案件に2時間ほどかけたので、時給換算は50円前後でした。
効率よく稼ぐには実績を積み上げる必要があるため、最初は我慢が必要です。
動画編集ソフトの選び方【Premiere Pro一択です】
動画編集の仕事をするためには編集ソフトが必須ですが、様々なソフトがあるなかで最もおすすめなのがAdobe Premiere Proです。
Adobe Premiere Proを選ぶべき理由は大きく3つあり、
- メジャーなソフトなので無料教材、有料教材ともに充実している
- Adobe製品だけでサムネイル作成など動画編集以外の作業も対応できる
- クラウドソーシング上ではAdobe製品でないと受けられない案件が非常に多い
この3つのメリットがあります。詳しくはこちらの記事で解説しています。

8割以上の案件でAdobe製品がもとめられているといっても過言ではないくらいなので、副業で動画編集をおこなうならAdobe製品一択です。
動画編集の仕事を取るにはこの2つのスキルが必要
動画編集の仕事を取るために絶対かかせないのが「編集スキル」と「営業力」です。
編集スキルは当然仕事をするには必須で、営業力が無ければ仕事は取れません。
とても重要なのでひとつずつ解説していきます。
編集スキル
言うまでもなく動画の編集ができなければ仕事はできません。
ただ求められるスキルは特別高いわけではなく
- 不要な部分のカット
- 動画をわかりやすくするためのテロップの挿入
- BGM、効果音、画像の挿入
- 全体の音量バランスの調整
この4つができればなんとかなります。
動画編集の仕事内容で解説したほとんどの案件で求められるスキルです。
編集スキルを示すためには、ポートフォリオとして自分で編集した動画が必要です。
上記の基本的な編集スキルを示すことはもちろん、YouTubeなどで公開されていてもおかしくないクオリティが必須です。
どのような動画をつくればいいか悩んでしまうかもしれませんが、伸びてる動画の編集を真似すればOKです。
例えばエンタメ系ならヒカキンさんなど、ビジネス系ならマナブさんなどの編集を真似して動画をつくりましょう。
ヒカキンさんのチャンネル
マナブさんのチャンネル
伸びている動画と同じ編集ができればスキルの証明として十分です。
ポートフォリオの動画は仕事を取るうえで非常に大切なので完璧につくりあげましょう!
営業力
動画編集の仕事をするためには、クラウドソーシングを利用して仕事を取るのが一般的です。
その際に必要なのが営業文です。
営業文とは自分を採用するメリットを相手に示すものです。
ひとつの案件に50人近い応募者が集まることは珍しくありません。
それだけの人数が応募しているなかで営業文を読んでもらい、ポートフォリオの動画を見てもらうにはインパクトが必要です。
そこでおすすめなのが、有名YouTuberの編集をコピーできることを営業文に書くことです。
上記で説明したポートフォリオをつくることで営業文でも好印象を与えることができます。
また、内容は簡潔にしてクライアントに手間がかからないようにしましょう。
内容も大切ですがとにかく多くの案件に応募することを忘れないようにしましょう!
最初は質より量で実績をつくることが最重要です!
まとめ
ここまで動画編集を副業にして稼ぐ方法について解説しました。
- 動画編集で稼ぐことは可能
- 即金性はあるが、たくさん稼げるようになるのは大変
- それでも他の副業よりは勉強時間が短めで、基本的なスキルがあればOK
- 需要が多く将来性がある
- 初期費用がかかる
- ソフトはPremiere Pro一択
- 仕事を取るためには基本スキルを覚えて、有名YouTuberのコピー動画をつくる
これらの内容を解説しました。
動画編集は勉強時間が少ないのが大きな魅力なので、まずは少しずつでも勉強してみましょう!
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